[ひよこものがたり]第71話「ぴもんくんの最高のフィッシュアーモンド」🌟

ある日の午後、ぴもんくんはお気に入りの木の下で、いつものようにポリポリとフィッシュアーモンドを食べていました。

「ん〜〜〜、今日もおいしいピヨ〜!」

けれど、ふと風に揺れる木の葉を見上げながら、ぴもんくんは考えました。

「でも……ボク、自分で作ったらもっとおいしいのができるかもしれないピヨ!」

そう決意すると、ぴもんくんは立ち上がり、お家へ走って帰りました。

「ヒヨコくん!ひよたくん!ボク、最高のフィッシュアーモンドを作るピヨ!」

突然の宣言に、ヒヨコくんは目を輝かせました。

「それは大冒険ピヨ!ボクも手伝うピヨ!」

ひよたくんも微笑んでうなずきます。

「材料を集めるところから始めようピヨ!」

まず3人は、すーさんの畑へ行きました。

畑では、すーさんがジョウロを持ってゆっさゆっさ歩いています。

「うまいアーモンドを育てるには、愛情とお水が大事ぞう!」

すーさんはにっこり笑って、ツヤツヤ光るアーモンドを分けてくれました。

「ありがとピヨ!ボクたち、最高のアーモンドを作るピヨ!」

イラストの説明ピヨ!すーさんにたくさんのアーモンドをもらっているヒヨコ三兄弟ピヨ!

次に向かったのは、ベルちゃんのカフェ。

甘い香りに包まれた店内では、焼きたてのクッキーが並んでいます。

「お魚なら、海の近くのマーケットに行くといいわ♡」

ベルちゃんは優しく教えてくれました。

それから、カウンターの上でカリッと香ばしいアーモンドを焼きながら言いました。

「焦がさないように、火加減がポイントよ♪」

「なるほどピヨ!勉強になるピヨ〜!」と、ぴもんくんは目を丸くしました。

そして3羽は、海辺へ。

波の音が心地よく響く中、よいちゃんが手を振っています。

「お魚なら、これがぴったりね。」

よいちゃんが見せてくれたのは、キラキラ光る小魚たち。

「ありがとうピヨ!絶対においしくするピヨ!」

「うふふ、楽しみにしてるわね。」とよいちゃんも笑顔で応えました。

イラストの説明ピヨ!よいちゃんにキラキラ光る小魚をもらっているヒヨコ三兄弟ピヨ!嬉しいピヨね!

家に帰ると、キッチンは大にぎわい!

ぴもんくんが小魚をカリッと焼き、ヒヨコくんがアーモンドを丁寧に炒め、ひよたくんが塩加減をチェックします。

「焼きすぎないように注意ピヨ!」

「うん、いい香りしてきたピヨ〜!」

「焦げ目がついたら、もうすぐ完成ピヨ!」

キッチンには香ばしい香りが広がり、みんなのおなかがグーッと鳴りました。

そしてついに――完成!

できたてのフィッシュアーモンドをひとくち食べると……

「カリッ……ポリポリ……!」

「おいしいピヨ〜〜〜!!!」

思わず全員が笑顔になりました。

それは、今まで食べたどのフィッシュアーモンドよりも優しい味。

みんなの力が合わさった、ぬくもりのある味でした。

夜。

ぴもんくんは、みんなが寝静まったあとに窓辺で星空を見上げました。

「いつかボク、フィッシュアーモンド職人になりたいピヨ。

みんなが笑顔になるフィッシュアーモンドを作るピヨ!」

その目は、星のようにきらきら輝いていました。

明日もまた、新しい“おいしい夢”が始まります。

※タイトルのイラストの説明。

木の下でちょこんとすわって、フィッシュアーモンドをポリポリ食べているぴもんくんです。ふっくらしててかわいい!

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