ある日のこと、ぴもんくんが大好きなフィッシュアーモンドをいつも以上に食べ過ぎてしまいました。
「おいしいピヨ!もっと食べるピヨ!」と止まらなくなり、気づけば山のようなフィッシュアーモンドをぺろり。
でも、そのあと急に「うう…お腹が痛いピヨ…」と、ぴもんくんが苦しそうにうずくまってしまいました。
そんな様子を見たヒヨコくんは大慌て!「どうしようピヨ…お医者さんを呼ぶべきピヨ?それとも水をいっぱい飲ませるピヨ?」と、あたふたと走り回ります。
そこで頼もしいひよたくんが、「心配しないで、ボクに任せてピヨ!」と冷静に声をかけました。
そして、カバンからそっと取り出したのは、特別なハーブティー。ひよたくんはお母さんから「お腹が痛いときにはカモミールのハーブティーが効くんだよ」と教わっていたのです。
ひよたくんがハーブティーを入れ、「ぴもんくん、これをゆっくり飲んでみるピヨ」と優しく差し出すと、ぴもんくんはちょっと不安そうな顔をしながらも一口ゴクリ。
すると、じんわりお腹が温かくなり、少しずつ痛みが和らいできました。
「ありがとうピヨ…お腹、少し楽になったピヨ」とぴもんくんが笑顔で言うと、ヒヨコくんも「さすがひよたくんピヨ!頼りになるピヨ!」と感心して拍手。
こうして、ぴもんくんのお腹痛はひよたくんの秘策で無事に治まりました。
ぴもんくんは、「もう食べ過ぎには気をつけるピヨ…」と反省し、三兄弟は仲良くお家に帰るのでした。
※タイトルのイラストは、お腹を抑えてしょんぼりしているぴもんくんです。お腹がぷっくり腫れて痛そう!