ある晴れた午後。
お庭で日向ぼっこをしていたヒヨコ三兄弟。
「ねえ、馬跳びして遊ばないピヨ?」と、ヒヨコくんがキラリとコインを掲げながら言いました。
「おもしろそうピヨ~!」ぴもんくんは、フィッシュアーモンドをお口にぽいっ。
「よーし、順番はちゃんと決めようね!」とひよたくんは、スタイを整えて気合十分です。
最初はヒヨコくんがしゃがみこみ、ぴもんくんが「よっこいしょピヨ!」とおっとりジャンプ。
ぽよんっ!
「わあ~!ふわふわお布団みたいピヨ~」とヒヨコくんがにっこり。
「ボクはお布団じゃないピヨ!」とヒぴもんくんはむくれ顔。
次はひよたくんの番。
「えいっ!」ぴょんっ!スタイをひらひらさせながら軽やかに飛び越えると――
「すごいピヨ!飛行機みたいピヨ!」と兄たちがぱちぱち拍手。
ちょっぴり照れて、ひよたくんのほっぺが赤くなります。
そしてついに、ヒヨコくんのジャンプの番。
「当たり前ピヨ!ボクだって飛べるんだピヨ!」
しゃがんでいたぴもんくんの背中を見定めて――
「それっ!」
ぴょんぴょん!コインをキラリと光らせながら高く跳んだ!
「わあ~!流れ星みたいピヨ~!」とひよたくん。
「ちょっと重たかったけど、フワフワして気持ちよかったピヨ…」とぴもんくんはご満悦。

そのあとは交代しながら、
ぴょんっ!「わはは!」
ぽよんっ!「うひゃ~!」
どすんっ!「いたたたピヨ~!」
お庭の花もびっくりするくらい、三兄弟のジャンプは元気いっぱい。
「次はボクが馬ピヨ!」
「いやボクが馬ピヨ!」
「ちゃんと順番ピヨ!」
と、わちゃわちゃ大騒ぎしながら庭をぐる~り一周。
最後に三羽で手を取り合って、
「せーの!」ぴょんっ!
と同時にジャンプしたら、
「どてっ!」とみんなまとめてコロコロ転がって――
「……えへへ、楽しかったピヨね!」
「おかわりもう一周ピヨ!」
「でもその前に休憩しよ、汗かいたから!」
ころんと並んでごろんと寝転がる三兄弟。
にっこり笑顔で空を見上げるその姿は、とっても仲良しでほっこりしたのでした。
おしまい

