北風がぴゅう〜っと吹く、冬の寒い日。
ヒヨコ三兄弟は、羽をふるわせながら道を歩いていました。
「さ、さむいピヨ〜〜〜! 羽がカチコチになるピヨ!」
「ぴもんくん、白い息が出てるピヨ!」
「みんな、コンビニであったかいもの買おうピヨ!」
ヒヨコくんのひと声で、三羽は近くのコンビニへ走りこみました。
店内はぽかぽか。
ガラスケースの中では、湯気がもくもく。
ふっくらした中華まんたちが、まるで「いらっしゃい」と微笑んでいるようです。
「うわ〜〜〜、いいにおいピヨ〜!」
ぴもんくんの目がとろ〜ん。
それぞれがケースをのぞきこみながら、真剣に選びます。
ヒヨコくん:「ボクは肉まんにするピヨ!だって、パワーが出そうピヨ!寒さなんて吹っ飛ばすピヨ!」
ぴもんくん:「ボクはピザまんがいいピヨ〜。チーズがトロトロで、おいしそうピヨ☀️」
ひよたくん:「ボクはあんまんにするピヨ。あまいあんこで、こころまであったかくなりそうピヨ。」
それぞれの「ぴったり中華まん」が決まり、袋に入れてもらうと、外へ出てベンチに腰かけました。

「いただきますピヨ〜!」
ヒヨコくんが肉まんをぱくっ。
じゅわ〜っと肉汁がひろがって――
「ハフッ!ハフハフッ!あっついピヨ!!でもうまいピヨ〜!!」
ぴもんくんはチーズがのびるピザまんを見て大興奮。
「みてピヨ〜!チーズがビヨ〜ン!……ハフハフ!あっつ、でもしあわせピヨ〜!」
ひよたくんはあんまんをそっとかじって、ふぅ〜と息をこぼしました。
「……ん〜〜、あんこのやさしい甘さがしみるピヨ。冬っていいピヨね。」
みんなのほっぺは、いつのまにかほんのりピンク色。
冷たい風も、今はなんだか気持ちいい。
「やっぱり冬はあつあつがいちばんピヨ!」
「うんピヨ! おなかも心もぽかぽかピヨ!」
「次はベルちゃんのカフェであったかいお茶ものもうピヨ〜☕️」
三羽は笑いながら、白い息をふわりと空に飛ばしました。
※タイトルのイラストの説明
中華まんのケースの前で、食い入るように中華まんを見つめるヒヨコ三兄弟たち。めっちゃかわいい!語彙力なくてごめんなさい!

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