
ある日の夕方。 ごはんを食べ終えて、ぽかぽかしたお腹をさすりながら、ヒヨコ三兄弟はリビングでころころ転がっていました。 「ねえねえ、ママ!」 ヒヨコくんが、ぱっと顔を上げます。 「ママとパパって、どうやって出会ったピヨ […]

森の中を歩くヒヨコくんの足取りは、いつになく重たそうでした。 お気に入りだった金色のコインを、昨日なくしてしまったのです。 「どうしてボク、もっと気をつけなかったピヨ……」 肩を落とすヒヨコくんの目から、ぽろりと涙がこぼ […]

ある日の午後。 森の木々がやわらかい風にゆれて、木漏れ日がきらきらと地面に落ちていました。 ヒヨコくんとぴもんくんは、ベルちゃんと並んで遊んでいました。 ヒヨコくんが思いついた遊びを言えば、ぴもんくんは「それ、楽しそうピ […]

北風がぴゅう〜っと吹く、冬の寒い日。 ヒヨコ三兄弟は、羽をふるわせながら道を歩いていました。 「さ、さむいピヨ〜〜〜! 羽がカチコチになるピヨ!」 「ぴもんくん、白い息が出てるピヨ!」 「みんな、コンビニであったかいもの […]

むかしむかし、アニマルランドのはずれに、 夜になると音だけがよく響く、しずかなお寺がありました。 そこには、目が見えないヒヨコくんが住んでいました。 ヒヨコくんは景色を見ることはできませんでしたが、 音を聞くことと、歌う […]

ある日の午後。森のベンチで、ぴもんくんがしょんぼりとうつむいていました。 「ボク、ひよたくんが昨日のおやつをくれなかったから悲しかったピヨ……」 その言葉に、ヒヨコくんは眉をひそめました。 「でもそれ、ひよたくんが夜の分 […]

あるあたたかい午後、ヒヨコ三兄弟のおうちの庭では、 ポッポーピヨ!という元気な声が響いていました。 「ねぇねぇ、電車ごっこしようピヨ!」 ヒヨコくんが言うと、ぴもんくんとひよたくんが目を輝かせました。 「ボク、乗るピヨ~ […]

ある日の夜、ヒヨコママは、窓の外を見つめながら、ゆっくりとお茶を飲んでいました。 空には星がまたたき、森の奥では虫たちの声が響いています。 そのころ、ヒヨコ三兄弟は部屋の中でワイワイ。 ヒヨコくんは冒険の本を広げて、「ボ […]

ある日、アニマルランドの森は、ぽかぽかと春の光で包まれていました。 ヒヨコ三兄弟は広場に集まり、お友達といっしょに楽しい一日を過ごしていました。 「ボク、木登り競争するピヨ!」と、ヒヨコくんが元気いっぱいに声をあげます。 […]

その夜、アニマルランドに大きな嵐がやってきました。 風が森の木々を揺らし、雨がトントンと窓を叩きます。 ヒヨコくんは、おうちの中で毛布にくるまりながら外を見つめていました。 「こわいピヨ……。早く朝にならないピヨ……?」 […]