ある夏の日、ヒヨコ三兄弟のおうちに、ヒヨコパパが大きな袋を抱えて帰ってきました。
「今日は家族みんなで海に行こう!パパ特製のちびっこダイビングセットを持ってきたぞ!」
ヒヨコママもにっこり。「きっと楽しいわよ♪」
ヒヨコくんは目を輝かせて言いました。
「海の中でピカピカのコイン、見つけちゃうかもピヨ!」
ぴもんくんはうっとり。
「フィッシュアーモンドみたいなお魚さんに会えるピヨ…」
ひよたくんは少しドキドキしながらも、にこりと笑いました。
「安全に楽しくダイビングするピヨ!ボク、みんなを見守るピヨ!」
家族みんなで小さなボートに乗り、青い海の真ん中へ。
ヒヨコパパが「それっ!」と声をかけ、海にポチャン!
ヒヨコ三兄弟も順番に、特製のちっちゃなゴーグルとシュノーケルをつけて、ポチャン!
海の中はまるで宝石の世界。
小さな黄色い体がぷかぷか浮かびながら、色とりどりのお魚たちと遊びます。
「わあ!このお魚さん、ヒヨコくんのコインみたいにキラキラしてるピヨ!」とひよたくん。
「このお魚さん、フィッシュアーモンドそっくりピヨ!…食べちゃダメピヨ!」とぴもんくん。
「ボク、海の探検隊長ピヨ!この先も進んでみるピヨ!」とヒヨコくんはお魚を追いかけます。
ヒヨコパパとヒヨコママも近くで見守りながら、優しく声をかけます。
「みんな、無理しないでね~」「ちゃんと手を振って合図するのよ♪」
すると、海の奥から大きな群れのお魚さんがやってきて、ヒヨコ三兄弟のまわりをぐるぐるぐる!
光がキラキラ反射して、まるで海の中のダンスパーティーみたい。
ヒヨコ三兄弟は目をまん丸にして、手を振ったりくるくる回ったりして、お魚たちと一緒に遊びました。

やがて、太陽が傾いてきた頃。
ヒヨコパパが「そろそろ戻ろうか」と合図を出すと、みんな名残惜しそうに海の上へ。
ボートの上で、ヒヨコ三兄弟は声をそろえて言いました。
「また海でお魚さんと遊びたいピヨ!」
ヒヨコママはにっこり微笑んで、「きっとまた来ましょうね。」と答えました。
そして、ボートは夕焼け色の海を、ゆっくりおうちへと帰っていくのでした。

