カプサイシンの秘密:辛味がもたらす健康の恩恵

美容・ヘルスケア

読者の皆さんこんにちは!

今回のテーマはカプサイシンです!

皆さんもカプサイシンについては、唐辛子の辛み成分と言うことでなじみがあると思いますが、実はこのカプサイシン、慢性炎症に効果を発揮するということが明らかになっているんですがご存じでしたか?

本記事では、このカプサイシンの慢性炎症への効果を中心にご紹介していきますので、最後まで読んでいっていただけたら嬉しく思います。

また、カプサイシンのその他の魅力的な効果や唐辛子の種類、使い方についても触れていきますのでそちらもお楽しみください!

カプサイシンとは?

カプサイシンは、唐辛子に含まれる成分で、その辛みの主成分です。

唐辛子には数1,000もの種類があり、日本では鷹の爪、ハバネロ、チリペッパーなどが広く知られています。

カプサイシンには、私たちの身体にとってとてもありがたい効果があることが最近の研究で明らかにされています。

その中でも、特に注目されているのが慢性炎症に対する効果です。

この「慢性炎症」は、私たちの体にとってとてもよくないものなのですが、次の項で少しこの慢性炎症についてみていきます。

慢性炎症とは何か?

カプサイシンの効果を見ていく前に、まず慢性炎症の基本について解説します。

炎症は通常、体が感染や怪我に対抗するための健全な反応です。

この反応自体は無くてはならないものなのですが、長期間にわたって持続する慢性炎症は、本来の役割を果たすことなく、私たちの体に様々な健康問題を引き起こすことがあります。

前身の疲労やだるさ、睡眠の質の低下、認知機能の低下などの不定愁訴に加えて、関節炎、心臓病、糖尿病、炎症性腸疾患など、さまざまな疾患のリスクになるとも言われています。

このように、慢性炎症が長引くと、身体にさまざまな健康問題が発生する可能性があります。

慢性炎症の中には医師の診断や治療を要するものもありますので、原因不明の体調不良が続く方は医療機関で相談することを厭わないでください。

カプサイシンと慢性炎症

それでは、カプサイシンがどのように慢性炎症に影響を与えてくれるか見ていきましょう。

1. 抗酸化作用

カプサイシンには強力な抗酸化作用があり、体内の酸化ストレスを減少させる助けをしてくれます。

酸化ストレスは炎症の原因となることがあり、カプサイシンはこれを抑制することで炎症を軽減させる役割を果たします。

2. 神経系の調整

カプサイシンは神経系にも影響を与え、炎症を調整する作用があります。

特に、痛みを感じる神経を抑制することで、炎症に伴う痛みを軽減する効果があります。

3. 血流の促進

カプサイシンは血流を促進する効果があり、これにより免疫細胞や酸素が炎症部位に運ばれやすくなり、これが慢性炎症の解消に寄与します。

その他の効果

上記の様に、全身の血流を促進する働きがあるため、細胞の新陳代謝が活性化され、皮膚や頭髪への栄養の供給や、脂肪の燃焼による美容効果や末梢血管の拡張による、冷え性の改善も期待されます。

また、適量のカプサイシンを摂取すると胃の粘膜からの粘液の分泌が増えて胃潰瘍のリスクを低減してくれるという報告もあります。

委上、カプサイシンの健康効果について説明してきましたが、医師の診断や治療を受けている方や、原因不明の体調不良が続く方は、医療機関にて相談することを強くお勧めします。

唐辛子の種類と辛さの単位スコビル値について

唐辛子の辛さは「スコヴィル単位」(Scoville Heat Scale)と呼ばれる尺度で測定されます。

スコヴィル値は、例えば10スコビルの唐辛子の場合、水で10倍で薄めると辛さを感じなく食べれるというものの様です。

以下は、いくつかの主要な唐辛子の種類を、辛い順に並べてみたものです。

*ランキングについてはギネスに未登録であったり、諸説あったりと不確定な要素があるようです。参考程度にご覧ください。

  1. カロライナ・リーパー: 約1,641,183 – 2,200,000 スコヴィル
  2. トリニダード・スコーピオン: 約1,200,000 – 2,009,231 スコヴィル
  3. ゴースト・ペッパー(ブートジョロキア): 約1,000,000 – 1,041,427 スコヴィル
  4. ハバネロ: 100,000 – 450,000 スコヴィル
  5. スコッチ・ボネット: 100,000 – 350,000 スコヴィル
  6. 鷹の爪: 30,000 – 50,000 スコヴィル
  7. ジャラペーニョ: 2,500 – 8,000 スコヴィル
  8. チリ・ペッパー: 0 – 100 スコヴィル
  9. ピーマン: 0 スコヴィル

カプサイシンの摂取方法

カプサイシンを摂取する方法をいくつか紹介します。

唐辛子を食事に取り入れる

唐辛子を料理に加えて食べる方法が最も一般的です。

私は感想の鷹の爪を刻んでサラダやスープに混ぜたり、オリーブオイルとニンニクと一緒に痛めてパスタソースにしたり、そのままお肉や野菜と絡めて食べたりしています。

手作りなので、辛さの度合いも自由自在ですよ!

カプサイシンサプリメント

カプサイシンのサプリメントも市販されています。

これらのサプリメントは、カプサイシンを効率的な形で摂取できますが、過剰な摂取は胃腸の不調を引き起こすことがありますので注意してください。

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唐辛子の粉末

唐辛子の粉末は、料理に簡単に加えられ、辛味とカプサイシンの効果を利用するために役立ちます。

キッチンに常備しておくと便利ですよ。

私も粉末を購入して炒め物やスープに入れて楽しんでいます!

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唐辛子の摂取量

カプサイシンの摂取量は、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)がリスク評価を行っており、1日のカプサイシンの摂取量を最大5 mg/kg BW(体重)と推定しました。

つまり体重50kgの人なら、5mg × 50 = 250㎎が、1日の最大摂取量となります。

ちなみに「鷹の爪」1本あたり1mg程度のカプサイシンが含まれているので、1日に250本以上食べたらアカンと言うことになりますね。

まとめ

唐辛子の辛み成分であるカプサイシンは、慢性炎症に対して有益な効果を持っています。

抗酸化作用、神経系の調整、血流促進など、さまざまなメカニズムを通じて炎症を軽減することが期待されています。

慢性炎症にお悩みの方々にとって、カプサイシンは自然な方法でのアプローチができる強い味方となります。

辛い食べ物が好きな方はもちろん、「少し苦手だわ。」という方も、少量からでも試してみる価値がある食材だと思います。

先日、筆者も唐辛子の粉末を1kg購入していろんなものに混入させて楽しんでいますが、意外と辛くなくて次はもっと辛いタイプにしようかともくろんでいるところです!笑

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それでは、今日はここで筆をおきたいと思います。今回も読んでいただきありがとうございました!

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