むかしむかし、あるところにヒヨコパパとヒヨコママがいました。
二人が川で洗濯をしていると、どんぶらこ〜どんぶらこ〜と大きな卵が流れてきました。
「まあまあ、大きな卵だこと!」
家に持ち帰って割ってみると、中から元気いっぱいのヒヨコが飛び出しました。
「当たり前ピヨ!ボク、ヒヨ太郎だピヨ!」

そうです、そのヒヨコこそが、大きな卵から生まれたヒヨ太郎だったのです。
鬼退治の決意
ある日、村人たちが「鬼が悪さをして困っている」と話していました。
それを聞いたヒヨ太郎は胸を張って言いました。
「ボクが鬼ヶ島へ行って、鬼をこらしめてくるピヨ!」
心配したヒヨコパパとヒヨコママは、きびだんご(特製フィッシュアーモンド味!)を持たせて送り出しました。
道中の仲間たち
ヒヨ太郎が歩いていると、ぴもんくんがやってきました。
「そのきびだんご…ボクにちょっと分けてほしいピヨ〜」
「もちろんピヨ!ただし、一緒に鬼退治を手伝うピヨ!」
ぴもんくんは「このきびだんご、特別美味しいピヨ〜!」と大喜びで仲間になりました。
二人が大きな川を渡ると、橋の向こうでひよたくんが待っていました。
「遅かったねピヨ。心配して見にきたんだピヨ」
「ひよたくんも仲間になってほしいピヨ!」
こうしてヒヨコ三兄弟がそろいました。
森の出会いと山越え
森を抜ける途中、リスやウサギたちが泣いていました。
「鬼が木の実やにんじんを奪っていったんだ…」
ヒヨ太郎はきびだんごを分けてあげ、約束しました。
「ボクたちが鬼をこらしめるピヨ!安心して待っててピヨ!」
さらに進むと、急な山道に差しかかります。
石ころでつまずきそうになったぴもんくんを、ひよたくんがしっかり支えました。
「ちゃんと前を見て歩かないとダメだピヨ」
「ありがとうピヨ〜」
こうして三兄弟は力を合わせ、ついに鬼ヶ島に到着しました。
鬼ヶ島で大さわぎ
大きな門の中では、鬼たちが宝物を抱えてどんちゃん騒ぎ。
「ガハハ!金銀財宝はぜ〜んぶ鬼のものだ!」
「ごちそう食べ放題だぞ!」
ヒヨ太郎は元気いっぱいに飛び出しました。
「ボクたちが相手だピヨ!」
ヒヨ太郎の元気作戦
ヒヨ太郎は鬼の鼻をツンッ!
「イテテテ!ちっちゃいくせに痛いぞ!」
ぴもんくんの食べ物作戦
ぴもんくんはフィッシュアーモンドを取り出し、鬼たちを誘惑。
でも――ポリッ!パクッ!
ぜんぶ自分で食べちゃいました。
「な、なんだとー!」
鬼たちはズッコケて大爆笑。
ひよたくんの冷静作戦
「みんな落ち着いてピヨ!作戦を立てるピヨ!」
三兄弟は右へ左へと駆け回り、鬼たちをぐるぐる混乱させます。
「うわあ〜!目が回る〜!」
「てゆーかヒヨコかわいい〜!」
「もう悪さはしないからゆるしてくれ〜!」
めでたしめでたし

こうして鬼たちは降参し、宝物を村へ返しました。
「これからは正直に暮らします!」と約束もしました。
村に帰る三兄弟は、かばんいっぱいのお団子や魚を持ってニコニコ。
「これで村も安心ピヨ!」
「いっぱい食べられて幸せピヨ!」
「正義を守れてよかったピヨ!」
ヒヨコ三兄弟の鬼退治は、元気と笑いにあふれた大冒険になったのでした。
めでたし、めでたし。
※イラストの説明
まんなかに元気いっぱいのヒヨコ三兄弟が立ってるピヨ!
目はまんまる、ほっぺはほんのり赤くてにこにこピヨ!

