ある日のおやつの時間。
ヒヨコくんがキラキラした目で言いました。
「ボクね、今日は特別なおやつを作ってみたいピヨ!“ポップコーン”っていうんだって!」
ぴもんくんはおなかをポンポン叩いて、もうすでに楽しみそうです。
「おいしいのかな〜?早く食べたいピヨ!」
ひよたくんは首をかしげながらも、しっかり説明書を見ています。
「ポップコーン用のとうもろこしを鍋に入れて火にかけるんだってピヨ。気をつけながらやろうね」
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鍋の中に黄色い粒を入れて、フタを閉めて……しばらくすると。
ポンッ!
パンッ!ポンポンッ!
鍋の中から元気な音が鳴りはじめました!
「ひ、ひゃぁあ!?鍋が爆発するピヨ!?💦」
「キャー!なにこれ、逃げろピヨーーー!」
ヒヨコくんとぴもんくんは大慌てで、バタバタと部屋の隅に逃げてしまいました。
鍋の中では白いかたまりがポンポン弾けて、フタがガタガタ震えています。

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そんな中、ひよたくんはじっと様子を見ていました。
「……あれ?爆発じゃないみたいピヨ。これが“ポップコーン”の音なんだよ!」
そう言ってフタを少しずらすと、ふわ〜っと白いポップコーンが顔を出しました。
「見て!おいしそうにできてるピヨ!」
ヒヨコくんとぴもんくんは恐る恐る近づいて、目をまんまるにしました。
「わぁ……!ほんとだ、ぜんぶ白くてふわふわピヨ!」
「おいしそうなにおいがするピヨ!」
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お皿いっぱいに山盛りになったポップコーン。
三兄弟はさっそくいろんな味に挑戦です。
ヒヨコくんはお塩をパラパラ。
「シンプルが一番ピヨ!」
ぴもんくんは甘いキャラメルをとろ〜り。
「う〜ん、とろける幸せピヨ!」
ひよたくんはチョコレートをかけて、にっこり。
「これはデザートみたいで最高ピヨ!」
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三兄弟はソファに並んで、ポップコーンをポリポリ。
「ポンポンの音はびっくりしたけど、すっごく楽しいおやつ作りだったピヨ!」
「次はもっとたくさん作ろうピヨ!」
こうしてヒヨコ三兄弟のはじめてのポップコーン作りは、大成功に終わったのでした。
✨おしまい
※タイトルのイラストの説明。
ヒヨコくんが、赤と白のしま模様のカップに入ったポップコーンを抱えているイラストです。背景や周りにはポップコーンが散らばっていて、可愛らしくほのぼのとした雰囲気です。イラストの上部には大きな文字で「ポップコーン大作戦ピヨ!」と書かれています。
