認知の歪みシリーズ⑤: マイナス化思考について

考え方

読者の皆さんこんにちは!

今回の記事では、私たちの思考における認知の歪みの一つである「マイナス化思考」に焦点を当ててみたいと思います。

この記事では、マイナス化思考の定義、影響、そして乗り越える方法について探っていきましょう。

マイナス化思考とは何か?

マイナス化思考とは、出来事や状況を常に否定的な視点から捉える傾向を指します。

たとえポジティブな事が起きた時でも、それらをネガティブな事象に置き換えてしまいます。

つまり、物事がなんでもネガティブに見えてしまう眼鏡をかけているような状態です。

この思考パターンによって、私たちの認識や感情が歪み、自己評価や意思決定に悪影響を及ぼすことがあります。

マイナス化思考の例

いくつかあるマイナス化思考の例を見ていきましょう。

成功の否定

自分の成功を偶然や他人の助けのおかげだと考え、自分の能力を過小評価することがあります。

例えば、学生が良い成績を取った時、「試験がうまくいったのは、偶然だと思う。友達が教えてくれたおかげ。自分の努力はあまり関係なかったかも。」などと、自分の能力を過小評価し、運や友達のサポートに注目することがあります。

ネガティブな予測

新しい挑戦や出来事に対して、「どうせうまくいかないだろう」と予測し、自分自身を抑え込むことがあります。

例えば、ある人が新しい趣味を始めようと思た時、「趣味は楽しそうだし始めてみたいけど、他の人は自分よりうまくやっているだろうし、自分には才能がない。だから、やっても仕方がない。」と、自信の無さや不安から、やる前からあきらめてしまう傾向です。

過去のミスの強調

過去の失敗やミスに固執し、その影響を現在の状況にも過度に適用してしまうことがあります。

例えば以前の恋愛関係で失敗した経験がある人が新しい恋愛に進むとき、「前回の恋愛ではトラブルばかりだった。今回の相手とも同じようになるに違いない。自分には恋愛を続ける資格がない。」と、過去の失敗に固執し、現在の相手に対しても同じ結末を予想してしまいます。

ポジティブな側面の無視

良い出来事やポジティブな側面を無視して、状況を常に悪い方向に見ることがあります。

例えば、新しく仕事に就いた人がいたとします。初日から仕事仲間に歓迎され、業務も順調に進んでいます。

しかし、この人は「新しい仕事は難しいことばかりで、上司は自分を評価していないだろう。同僚たちは私を受け入れているように見えても、本当は私を嫌っているに違いない。」と、ポジティブな側面を無視し、状況を常に悪い方向に見てしまいます。

なぜマイナス化思考が問題となるのか?

マイナス化思考が問題となるのは、上に挙げたようにポジティブな要素が霧視され、ネガティブな感情や不安を増大させる可能性があるからです。

また、自分自身や他人、状況を過度に低く評価してしまい、現実の客観的な見方を失うこともあるからです。

これによって、ストレスを感じたり、自信を失ったりすることがあります。

マイナス化思考を乗り越える方法

マイナス化思考を乗り越えるためには、以下の方法が役立ちます。

ポジティブな要素の認識

毎日の出来事や状況から、少なくとも一つのポジティブな側面を見つける習慣を身につけましょう。

例えば、ある日、天気予報により雨が降ることが分かりました。

この天気に対してネガティブな感情を抱くかもしれませんが、以下の様にポジティブな側面を見つけることもできます。

「雨が降ると洗濯物が乾きにくいかもしれないけど、これは庭の植物にとっては恵みの雨かもしれない。また、雨の音を聞きながら家で本を読むのは、落ち着いたひとときを楽しむ機械になる。」

客観的な視点の養成

出来事や状況を客観的に評価し、感情に振り回されないよう意識的な努力をすることが大切です。

例えば、ある人が仕事で上司から批評を受けました。

その批評は厳しいもので、初めは感情的になりそうでしたが「批評は業務の改善のためのフィードバックだ。感情的にならずに、具体的な指摘を受け入れ、問題を解決するために行動しよう。」と、自分の状況を客観的に評価し、感情に振り回されないように意識的な努力をします。

自己肯定感の強化

自分の成功やポジティブな側面を認識し、自己肯定感を高めることで、マイナス化思考に対抗できます。

対話とサポート

周囲の人々と感情や考えを共有し、ポジティブな視点を導き出す助けを求めることも有効です。

まとめ

マイナス化思考は、私たちの認知の歪みであり、ポジティブな側面を無視してネガティブな側面に焦点を当てることが多い傾向です。

この思考パターンによって引き起こされる影響を理解し、ポジティブな視点を持つためにネガティブなことばかり見える眼鏡をはずす努力をすることが大切です。

自己肯定感の向上や客観的な評価ができるようになると、バランスの取れた思考が育まれ、より健全な心の状態を維持できるでしょう。

この記事では、「マイナス化思考」と呼ばれる認知の歪みに焦点を当て、その意味、影響、そして乗り越える方法について解説しました。

マイナス化思考に固執せず、ポジティブな視点を保つことで、より健全な思考と心の状態を育むことができるでしょう。

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