皆さんこんにちは!今回は、薄毛や抜け毛に悩む人なら一度は耳にしたことがあるかもしれない「IGF-1(インスリン様成長因子-1)」の発毛効果についてお話しします。
育毛の世界で注目されているこの成分、実は科学的な根拠もあって、試してみる価値があるかもしれませんよ!
IGF-1って何?
IGF-1は、主に成長ホルモンの刺激で肝臓から分泌されるタンパク質の一種です。
体の細胞の成長をサポートする役割があって、筋肉や骨、そして髪の毛にも影響を与えます。
特に発毛では、毛母細胞(髪を作る細胞)を元気にしてくれる働きが期待されています。
どうして発毛に効くの?
髪の毛には「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルがあります。
薄毛の人は成長期が短く、髪が十分に育たないうちに抜けてしまうことが多いんです。
ここでIGF-1が登場!研究によると、IGF-1は毛母細胞の増殖を促し、成長期を長く保つ効果があるとされています。
例えば、2012年の『Journal of Investigative Dermatology』に掲載された研究では、IGF-1が毛髪の成長を刺激することが実験で確認されています。
これにより、髪が太く長く育ちやすくなるんですね。
加齢とIGF-1の関係
そして、ここで残念なお知らせです。
なんと、IGF-1は年齢とともに減っていきます。
10代でピークを迎えた後、20~30代で急減し、その後も徐々に減少していくようです。
薄毛が年齢とともに進むのは、このIGF-1の減少も一因かもしれません。
でも、生活習慣で増やす方法があるんと言ったらどうでしょう!?ワクワクしますよね!
IGF-1を増やす簡単な方法
筋トレ
筋肉を鍛えると、筋肉自体がIGF-1を生成します。
2010年の研究(『Endocrinology』)でも、運動後にIGF-1が増加することが分かっています。
特に太ももを鍛えるスクワットがおすすめ。
良質な睡眠
良質な睡眠を取ると、成長ホルモンが分泌されてIGF-1が増えます。
「睡眠の質が大事!」これ、美容と健康のすべてに言える事!
い睡眠のゴールデンタイムにについてもっと知りたい方は、こちらの睡眠の質を最大限高める眠りのゴールデンタイムとは!wおご覧ください。
カプサイシン+イソフラボン
唐辛子のカプサイシンはIGF-1を増やす効果があると言われています。
2007年の日本での研究では、頭皮に塗ると30分でIGF-1が増え、数時間持続したとか。
大豆のイソフラボンと組み合わせるとさらに効果アップという報告もあります。
カプサイシンとイソフラボンを一緒に摂るアイデア
上述したように唐辛子に含まれるカプサイシンと大豆などに含まれるイソフラボンを一緒に摂取するとIGF-1が産生されることが分かりました。
血行簡単にできそうだなと思われた方は、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか?
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂るなら、食事で簡単に取り入れるのがおすすめです。
例えば:
■キムチ納豆
納豆(イソフラボンたっぷり)にキムチ(カプサイシン含有)を混ぜて食べる。
ご飯に乗せればおいしくて手軽!
■豆腐のピリ辛炒め
豆腐(イソフラボン)を唐辛子やチリソースで炒める。
一緒に野菜を加えれば栄養バランスもバッチリ。
■味噌チゲ
味噌(イソフラボン)に唐辛子を入れて辛口のチゲに。
温まるし、IGF-1アップも期待できるかも。
ピリ辛味噌汁
味噌汁(イソフラボン)に、七味唐辛子をパッパ。
日本人には欠かせない身近な料理で髪フサフサ!
まとめ
IGF-1は、毛根の細胞を活性化し、髪の成長を助ける成分です。
研究でもその効果が裏付けられていて、筋トレや睡眠、カプサイシン+イソフラボンで増やせる可能性があります。
薄毛対策の一つとして、毎日の生活に取り入れてみるのはどうでしょうか?
個人差はあるかもしれないけれど、科学的な根拠があるからこそ期待もできますね。
日常でのちょっとした工夫で元気な髪が生えてくるかもしれません!ぜひ試してみてください!
この記事がきっかけで、読者の皆さんの髪のお悩みが改善されたら、筆者もしめしめと嬉しくなるのです。
それでは、今日はここまで!

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